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『カフネ』で2025年本屋大賞を受賞し、大きな注目を集めている作家・阿部暁子さん。
この記事では、阿部さんのwikiプロフィールや経歴、出身高校や大学などの学歴を徹底調査しました!
岩手県花巻市出身で、学生時代から文学の才能を発揮してきた彼女。
そんな阿部さんがどのように作家としての道を歩み、話題作『カフネ』にたどり着いたのかを紹介します。
阿部暁子のwikiプロフィール!
まずは阿部暁子さんの簡単なプロフィールを見ていきましょう!
人柄や作家としての歩みを知ることで、作品への興味もぐっと深まるはずです。
阿部暁子ってはどんな人?
阿部暁子さんは、1985年に岩手県花巻市で生まれました。
現在も地元・花巻市に住みながら、精力的に執筆活動を続けています。
デビュー以来、ライトノベルから純文学まで幅広いジャンルで活躍しており、世代を問わず多くの読者に支持されています。
阿部暁子のプロフィール
- 名前:阿部暁子(あべ あきこ)
- 生まれ年:1985年
- 出身地:岩手県花巻市
- 出身高校:岩手県立花巻北高等学校
- 出身大学:北海道の大学(校名は非公開)
- 作家デビュー:2008年、短編小説『いつまでも』でロマン大賞を受賞(後に『屋上ボーイズ』として出版)
- 主な受賞歴:2024年未来屋小説大賞、2025年本屋大賞
- プライベート:結婚、2024年に第一子出産
阿部さんが作家として歩き始めたのは2008年。
『屋上ボーイズ』でロマン大賞を受賞し、華々しくデビューしました。
実はそれ以前から、高校時代に全国高等学校文芸コンクールで最優秀賞を獲るなど、早くから才能の片鱗を見せていたんです。
さらに、2024年には『カフネ』で未来屋小説大賞を受賞し、翌2025年には同作で本屋大賞にも輝きました。
全国の書店員が「一番売りたい本」として選ぶこの賞は、まさに読者との強い信頼関係を示す証。
阿部さんの実力と人気がともに評価された瞬間でした。
📙2025年本屋大賞ノミネート御礼📙
『カフネ』の著者、阿部暁子さん(@abeakiko_4031)からメッセージ動画が届きました!
素敵な笑顔にほっこり☺️毎日の生活を回していくのはシンプルだけどとても大変。頑張っている自分を大切にしてあげられますように。そんな暖かい希望が詰まった物語です。 pic.twitter.com/z5mlQVN2Fn
— 講談社 文芸第二出版部 (@kodansha_piece) February 14, 2025
阿部暁子はプライベートも発信!
ちょっと陣痛がきたので入院してきます
— 阿部暁子 (@abeakiko_4031) June 4, 2024
阿部さんは自身のSNSやインタビューなどで、プライベートな部分も率直に語っています。
結婚、不妊治療の経験、そして2024年の第一子出産と、人生のさまざまな場面をオープンに共有。
そうした姿勢が、読者との距離をグッと縮めているのかもしれません。
阿部暁子の魅力
阿部さんの作品には、優しさと強さが同居しています。
人物の心の動きがていねいに描かれていて、読む人の心にじんわりと染み入るような力があるんです。
たとえば『カフネ』では、人生につまずきながらも再び立ち上がる女性の姿が描かれていて、読者から大きな共感を得ました。
阿部さん自身の経験や想いが、登場人物たちを通してリアルに伝わってきます。
そこが彼女の作品の魅力のひとつと言えるでしょう。
阿部暁子の経歴・学歴まとめ!高校・大学から現在まで!【2025本屋大賞】
ここでは、作家・阿部暁子さんのこれまでの経歴や学歴について、学生時代の印象的なエピソードを交えて紹介していきます。
どんな子ども時代を過ごし、どうやって作家としての道を歩み始めたのか、その成長の軌跡をたどってみましょう!
幼少期
阿部暁子さんは1985年、岩手県花巻市に生まれました。
現在も地元に暮らしながら執筆活動を続けていて、ふるさとへの愛情が感じられます。
小さいころから物語が大好きで、身の回りには常に本やアニメ、昔話があったといいます。
特に印象に残っているのは「まんが日本昔ばなし」の絵本シリーズ。
母親がまとめて買ってくれたその本を何度も読み、空想の世界にのめり込んでいったそうです。
「こどもちゃれんじ」や『ドラえもん』のカセットテープを寝る前に聴いていたという習慣もあり、物語の世界と共に育った幼少期が伺えます。
小学生になると「クレヨン王国」シリーズに夢中になり、面白さを母に熱弁したところ、シリーズを一気に買ってもらったというエピソードも。
図書室の存在を知ったきっかけは、成績表で「図書室を利用しているか」という欄に“C”がつけられていたこと。
それをきっかけに図書室に通うようになり、『コロッケ天使』や父の持っていた『美味しんぼ』を夢中で読むようになったそうです。
国語の授業も大好きで、教科書を何度も読み込んでいたとか。
ただし、夢中になりすぎて勝手に先を読んでしまい、授業中に当てられて答えられないこともあったそうです(笑)。
作文で賞を受けたこともあり、子どもの頃から文章を書く才能が育っていたのかもしれません。
高校時代:岩手県立花巻北高等学校
阿部さんが進学したのは、岩手県内でも有名な進学校「岩手県立花巻北高等学校」。
偏差値は60前後で、学力レベルの高い高校です。
高校1年生のとき、源義経と頼朝兄弟をテーマに短編小説を書いて、文化祭の文芸部門に応募。
これが入選し、それをきっかけに「小説を書くって楽しい」と感じるようになったそうです。
その後も毎年応募を続け、高校2年で岩手県の最優秀賞を受賞。
高校3年では全国高等学校文芸コンクールで最優秀賞と文部科学大臣奨励賞を受賞しました。
このころには、歴史への深い興味と登場人物の心の動きを丁寧に描く力が育っており、作家としての下地がしっかりと築かれていたのがわかります。
高校では吹奏楽部にも所属し、トランペットを担当。
また、文芸部にも出入りしていたとのこと。
文系のクラブ活動と創作活動を両立させながら、多彩な高校生活を送っていたようです。
大学時代:北海道内の大学
高校卒業後、阿部さんは北海道の大学へ進学したようです。
理由は「暑いところが苦手だから」と「都会で生活してみたかったから」。
素朴ながらも彼女らしい選択です。
大学名は公開されていませんが、図書館がとても広く、本を自由に読める環境が整っていたとのこと。
その図書館に入り浸って、多くの作家のデビュー作を読み、執筆の参考にしていたそうです。
大学では三浦しをんさんや吉田修一さんの作品を愛読。
そして、三浦綾子さんの『氷点』や遠藤周作さんの『沈黙』といった重厚なテーマを扱う作品にも大きく影響を受けたそうです。
物語の世界観や登場人物の心の機微を捉える視点が、ここでさらに磨かれていったのかもしれません。
大学4年の春、就職活動に行き詰まった阿部さんは、大学のパソコン室で気分転換に短編を書き、コバルト文庫の短編新人賞に応募。
すっかり忘れていた頃に受賞の連絡が入り、これがプロ作家としての第一歩になりました。
この出来事をきっかけに、卒業論文の執筆とロマン大賞への応募、さらに就職活動も並行して取り組むという多忙な日々を過ごすことに。
当時は「内向的な自分を変えたい」という思いから就活にも前向きにチャレンジし、人とのコミュニケーションも努力次第で築けるという自信を得られたそうです。
大学卒業後に地元に戻り就職
大学を卒業した後、阿部暁子さんは父親の体調が悪化したことを受けて、地元・岩手県に戻ります。
そこで、家族を支えるために温泉旅館で働き始めました。
仕事は朝早くから夜遅くまで忙しく、小説を書く時間はほとんど取れなかったそうです。
そんな中、ふとしたきっかけで応募していたロマン大賞で、最終選考に残ったという連絡が入りました。
その後、見事に受賞の知らせを受け取り、旅館を退職。
ついに本格的に作家としての人生をスタートさせることになります。
デビュー作となった『屋上ボーイズ』(応募時のタイトルは『いつまでも』)は2008年に出版され、徐々に読者の心をつかみ、注目を集めていきました。
現在の活動と評価とは
阿部暁子さんはデビュー以来、集英社、講談社、東京創元社など幅広い出版社から作品を発表しています。
2020年には『パラ・スター』シリーズが《本の雑誌》文庫ベスト10第1位に選ばれ、2024年には『カフネ』で未来屋小説大賞、さらに2025年には同作で本屋大賞を受賞しました。
作品のジャンルも幅広く、エンタメから歴史、青春、スポーツまで多岐にわたる作風で高く評価されています。
また、阿部さんは自身の結婚や不妊治療、子育ての経験などもオープンに語っており、その率直さや誠実さに共感する読者も多く、人気作家としての地位を着実に築いています。
2025年現在の阿部暁子の作品一覧!
2025年の本屋大賞を受賞し、注目を集めている作家・阿部暁子さん。
ここでは、彼女のこれまでの作品やその魅力について紹介していきます!
ライトノベルから一般文芸作品まで、幅広いジャンルに挑戦してきた阿部さんの歩みを、作品を通じて一緒にたどってみましょう!
阿部暁子の主な作品一覧
以下は阿部暁子さんの代表的な著作です。
- 『屋上ボーイズ』(2008年/集英社コバルト文庫)※デビュー作
- 『室町少年草子 獅子と暗躍の皇子』(2009年/集英社コバルト文庫)
- 『戦国恋歌 眠れる覇王』(2010年/集英社コバルト文庫)
- 『ストロボ・エッジ』ノベライズ(2010〜2011年/集英社コバルト文庫)
- 『アオハライド』ノベライズ(2011〜2015年/集英社コバルト文庫)
- 『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』(2018年/集英社文庫)
- 『パラ・スター〈Side 百花〉』(2020年/集英社文庫)
- 『パラ・スター〈Side 宝良〉』(2020年/集英社文庫)
- 『金環日蝕』(2022年/東京創元社)
- 『カフネ』(2024年/講談社)※第8回未来屋小説大賞・2025年本屋大賞受賞作
- 『鎌倉香房メモリーズ』シリーズ(全5巻/集英社オレンジ文庫)
阿部暁子の代表作といえば『カフネ』
2008年のデビュー作『屋上ボーイズ』以来、阿部暁子さんは多くの作品を発表してきました。
その中でも、最も大きな話題を呼び、売れたのが2024年に発売された『カフネ』です。
『カフネ』は第8回未来屋小説大賞を受賞し、2025年には本屋大賞も受賞した話題作です。
発売後は売上が前年比でなんと1187%もアップし、異例のスピードで重版が続くほどのヒットとなりました。
多くの書店員が「今年一番おすすめしたい本」として支持しており、その後押しが話題をさらに広げる結果につながっています。
彼女の作品は、どれも登場人物の心の動きや成長を丁寧に描いているのが魅力です。
『カフネ』はその集大成とも言えるような一冊で、多くの読者の心に静かに、しかし深く響いています。
初期の作品:デビュー作はコバルト文庫から
デビュー作の『屋上ボーイズ』は、高校生の友情や恋愛を瑞々しく描いた青春小説です。
次いで発表された『室町少年草子』や『戦国恋歌』では、歴史をテーマに物語が展開され、若い読者を中心に人気を集めました。
また、『ストロボ・エッジ』『アオハライド』といった人気少女マンガのノベライズも手がけ、原作の世界観を丁寧に小説に落とし込み、原作ファンからも高い評価を受けました。
オレンジ文庫・集英社文庫でも執筆を開始!
阿部暁子さんはその後、集英社オレンジ文庫でも執筆を開始。
『鎌倉香房メモリーズ』シリーズでは、鎌倉の香り屋さんを舞台にした心あたたまる物語が展開され、読者からは「癒される」「映像が浮かぶ」との声も多く寄せられています。
集英社文庫では、『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』や『パラ・スター』シリーズなど、歴史やスポーツを題材にした重厚なストーリーにも挑戦。
特に『パラ・スター』シリーズは《本の雑誌》文庫ベスト10で第1位に選ばれ、話題になりました。
その他の出版社でも執筆!
阿部暁子さんは他の出版社からも作品を発表しています。
東京創元社からは心理描写が印象的な『金環日蝕』、講談社からは2024年と2025年に大きな賞を受賞した『カフネ』を刊行。
『カフネ』は、感情のすれ違いや再生を描いた感動作で、多くの書店員が「人にすすめたい一冊」として挙げました。
阿部さんの代表作のひとつとして、今後も語り継がれていくでしょう。
阿部暁子の今後の展望!
2025年現在も、阿部暁子さんの執筆は精力的に続いています。
今後も新たなジャンルに挑戦し、読者に驚きと感動を届けてくれるはずです。
これから阿部さんの作品を読んでみようと思っている方には、『カフネ』や『鎌倉香房メモリーズ』から入るのがオススメ。
どちらも彼女の作風を知るにはぴったりの名作です。
阿部暁子のwiki経歴・学歴まとめ!高校・大学から現在まで!【2025本屋大賞受賞】まとめ
阿部暁子さんは岩手県花巻市出身の作家で、子どもの頃から物語が大好きな少女でした。
高校時代には文芸コンクールで最優秀賞を受賞し、その才能が注目されます。
北海道の大学へ進学後は、図書館に通ってさまざまな本を読み、作家としての感性を育んでいきました。
大学時代に短編賞を受賞したのをきっかけに、本格的に執筆をスタート。
地元で働きながら書き続け、2008年には『屋上ボーイズ』で作家デビューを果たします。
その後も作品を次々と発表し、2024年には『カフネ』が未来屋小説大賞を受賞。
翌2025年には本屋大賞も受賞し、注目の作家となりました。
阿部さんの魅力は、人の気持ちや関係性をやさしく、細やかに描く文章力にあります。
とくに『カフネ』は、多くの書店員に「おすすめしたい一冊」として選ばれた人気作。
これからの活躍にも目が離せません。

阿部暁子さんのこれまでの道のりを振り返ると、どの作品にも彼女自身の人生や感性がぎゅっと詰まっているのがよくわかります。
小説家になる夢をあきらめず、地道にチャレンジし続けた姿はほんとうにすごいと思いました。
これから彼女がどんな物語を届けてくれるのか、ワクワクが止まりません!